「熱海がつまらない」って検索しているあなた、実はそう感じているのはあなただけじゃないんです。
私も最初に熱海に行ったとき、正直「え、これだけ?」って思ったことがあります。
でも、何度か足を運ぶうちに「つまらない」と言われる理由と、それでも多くの人が訪れる理由の両方が見えてきたんですよね。
まず最初に要点だけをまとめると……
- 熱海が「つまらない」と言われるのは、夜の閑散さや観光スポットの少なさが主な理由
- 実は定番スポットは15〜20箇所以上あり、やることがないわけではない
- 近年は若者向けにリブランディングされ、人気はV字回復している
- 温泉とリラックスを求める人には最高だが、刺激を求める人には物足りない
「でも、SNSでは映えてる写真ばかりなのに、なんで『つまらない』って言われるの?」って疑問に思いますよね。
この記事では、熱海が「つまらない」と言われる具体的な理由から、実際にどんな観光スポットがあるのか、何日必要なのか、そしてどんな人なら満足できるのかまで、リアルな情報をお伝えします。
私自身の経験と、最新の観光データをもとに、あなたの熱海旅行の判断材料になる情報をたっぷりご紹介しますよ。
それじゃあ、具体的に見ていきましょう。
熱海がつまらないと言われる5つの理由
熱海が「つまらない」と言われるようになった背景には、いくつかの明確な理由があります。
ここでは、実際の観光データや利用者の声をもとに、5つの主要な理由を解説していきますね。
- 夜間の街の閑散さ
- 宿泊施設の老朽化
- 日帰り観光客中心の構造
- 観光施設・街並みの昭和的な雰囲気
- バブル崩壊後の街の衰退
それぞれ詳しく見ていくと、なぜ熱海が一時期「寂れた温泉街」と呼ばれるようになったのかが分かってきます。
夜間の街の閑散さ
熱海で多くの人が感じる最大の不満が、この「夜の寂しさ」なんです。
日中は観光客で賑わっているのに、夜になると多くの飲食店が18時頃には閉まってしまい、街に人がいなくなってしまうんですよね。
私も実際に熱海に宿泊したとき、夕食後に「ちょっと飲みに行こうか」と思って外に出たら、営業している店がほとんどなくて驚きました。
特にコロナ禍以降は、この傾向がさらに強まっています。
夜間に営業する飲食店が減少したことで、宿泊者や地元住民を含めて夜に遊ぶ場所や食事先が限られているのが現状です。
温泉旅館で夕食付きプランを選べば問題ないのですが、素泊まりや夕食なしのプランで宿泊すると「食べるところがない」という事態に直面することも。
- 仲見世商店街や平和通り商店街も早い時間に閉店
- バーや居酒屋の選択肢が少ない
- 夜の散策を楽しむスポットが限定的
かつての熱海は夜の賑わいも特徴的だったそうですが、この変化が「夜遊ぶところがない」「寂しい」という印象を強めているんです。
宿泊施設の老朽化
次に問題となっているのが、宿泊施設の老朽化。
バブル期以降の熱海では、旅館やホテルの老朽化が進み、新しい魅力を打ち出す施設が少ない状態が長く続きました。
マンションを改装した簡易宿泊施設が目立つようになり、伝統的な温泉旅館らしい体験が薄くなったという声も多いんです。
もちろん、近年はリノベーションされたおしゃれな宿も増えてきています。
しかし、昭和の雰囲気をそのまま残した老朽化した施設も依然として多く、「価格の割にサービスが追いついていない」という不満につながっているケースも。
特に週末や連休には宿泊料金が高騰するため、期待値が上がってしまい、実際の施設とのギャップに失望する人が少なくありません。
- 設備の古さが目立つ施設が多い
- 料金と施設のクオリティが釣り合わないと感じる人も
- 個人旅行客向けのサービスが不十分な施設も残っている
温泉の質は素晴らしいのに、建物や設備の古さが全体の印象を下げてしまっているのが残念なポイントですね。
日帰り観光客中心の構造
熱海の観光構造には、実は大きな偏りがあります。
首都圏から新幹線で1時間以内という立地の良さもあり、宿泊客よりも日帰り客が大半を占めているんです。
これは観光地としては必ずしも悪いことではないのですが、結果として観光消費の多くは昼間に集中してしまいます。
夜間の経済活動や宿泊業の収益力向上が難しい状況になっていて、これが前述の「夜の閑散さ」にもつながっているんですよね。
日帰り客は温泉と食べ歩き、主要スポットを巡って帰ってしまうため、街に深く滞在して楽しむ文化が育ちにくい。
宿泊施設も「泊まってもらう工夫」より「日帰り客をいかに取り込むか」に注力せざるを得ない状況があります。
- 宿泊客よりも日帰り客が圧倒的に多い
- 観光消費が昼間に集中
- 夜間の経済活動が活性化しにくい構造
アクセスの良さが裏目に出ている側面もあるんです。
観光施設・街並みの昭和的な雰囲気
熱海は「レトロ」「昭和的」な雰囲気が色濃く残っている街。
これを魅力と感じる人もいれば、「時代遅れ」「新しさが足りない」と評価する人もいます。
近年は若い世代や女性グループなどが回帰してきていますが、昭和からの変化の乏しさを否定的に見る声も依然として存在するんです。
特に「古い温泉街」「会社のおじさんが行く場所」といった画一的なイメージが強く、若い世代の選択肢から外れていた時期がありました。
団体旅行のメッカとして栄えた高度経済成長期からバブル期のイメージが強すぎて、個人の自由な旅行先として選びにくかったんですね。
- 昭和レトロな雰囲気は好みが分かれる
- 新しいスポットや施設の開発が遅れていた
- 若者向けのコンテンツが不足していた時期が長い
ただ、最近はこの「レトロ感」を逆手に取って、おしゃれにリブランディングする動きも活発になってきています。
バブル崩壊後の街の衰退
熱海が最も大きな打撃を受けたのが、バブル崩壊後の時期。
かつて主力だった社員旅行や慰安旅行といった団体需要が、企業の経費削減により激減しました。
多くの企業の保養所が閉鎖されたことも、決定的な打撃となったんです。
観光客の減少に伴い、街中には空き店舗が増え、活気が失われていき、「寂れた温泉街」「残念な街」というネガティブな印象が定着してしまいました。
2011年には観光客数がピーク時の半分以下(約246万人)まで落ち込んでいます。
さらに深刻だったのが、観光産業への過度な依存による街の高齢化と人口減少。
- 高齢化率は全国平均を大きく上回る
- 空き家率が一時期、全国の市の中で最も高い水準に
- 地元住民の街に対するネガティブな感情
- 若い世代の流出
構造的な問題が重なって、観光客の満足度を間接的に低下させる悪循環に陥っていたんですね。
ただし、これはあくまで「かつての」熱海の話。
現在は地域活性化の取り組みが実を結び、V字回復を遂げている状況です。
熱海はつまらない?に関するQ&A

来宮神社
ここからは、「熱海はつまらない」という疑問に対して、具体的なデータと最新情報をもとにQ&A形式で答えていきます。
熱海旅行を検討しているあなたが知りたいポイントを、8つの質問で網羅していきますね。
- やることないってホント?
- 何もないと言われるけど鉄板の観光スポットはいくつある?
- 観光には何日必要?
- 衰退した理由は?
- 人気は回復している?
- いつ行くのがおすすめ?
- 楽しめない人はどんな人?
- 旅行して満足する人はどんな人?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
やることないってホント?
結論から言うと、「やることがない」というのは誤解です。
熱海の観光の主要な魅力が温泉とリラックスにあるため、アクティブな観光スポットが都市部に比べて少ないという過去のイメージが一人歩きしているんです。
実際には多様な観光スポットが存在していて、特に近年は「映え」やグルメに特化した場所が増えています。
私も何度か訪れていますが、1泊2日でも回りきれないくらい楽しめる要素がありますよ。
熱海で楽しめる要素を挙げてみると……
- 豊富な湯量を誇る温泉旅館や日帰り温泉施設での滞在
- 駅前の平和通り商店街や仲見世通り商店街でのグルメ散策
- MOA美術館や起雲閣など、質の高い文化施設
- 来宮神社の大楠や熱海梅園での四季折々の花
- 熱海サンビーチ、親水公園ムーンテラスでの海沿い散策
- 初島でのマリンアクティビティやリゾート滞在
- 熱海海上花火大会(年間を通して約20回開催)
ただし、「やることがない」と感じる人がいるのも事実。
これは主に、夜の賑わい(多くの飲食店が早く閉まるため)や、テーマパークのような大規模なアミューズメント施設を期待している場合に多い傾向があります。
温泉でゆっくりするのが目的なら最高ですが、刺激を求める人には「物足りない」と感じられるかもしれません。
何もないと言われるけど鉄板の観光スポットはいくつある?
「何もない」なんてとんでもない!
主要な観光情報サイトで「定番」「鉄板」として繰り返し紹介されるスポットは、主に15〜20箇所以上あります。
多くのメディアで紹介される「鉄板」スポットだけでも、1泊2日では回りきれないほどの充実度なんです。
特に人気が高い定番スポットを挙げてみますね。
スポット名 | 特徴 | 所要時間目安 |
---|---|---|
来宮神社 | パワースポット。 大楠が有名 |
30分〜1時間 |
MOA美術館 | 美術品と絶景。 建築も見どころ |
1〜2時間 |
熱海梅園 | 日本一早咲きの梅。 紅葉も美しい |
1時間 |
熱海サンビーチ | 海沿いの散策路。 夜はライトアップ |
30分〜1時間 |
平和通り商店街 | 食べ歩きと お土産探し |
1〜2時間 |
熱海城 | 市街を一望できる 展望台 |
1時間 |
起雲閣 | 文豪に愛された 歴史的建造物 |
1時間 |
初島 | 高速船で行ける 離島リゾート |
半日〜1日 |
その他にも、熱海トリックアート館、マリンスパあたみ、走り湯、親水公園ムーンテラスなど、魅力的なスポットがたくさんあります。
これらを組み合わせることで、日帰りから2泊3日まで多様な過ごし方が可能なんです。
「何もない」というイメージは、もう過去のものと言っていいでしょう。
観光には何日必要?
熱海観光に必要な日数は、あなたの目的によって大きく変わってきます。
首都圏からのアクセスが新幹線で約40分と非常に良いため、日帰りや1泊2日が最も多いパターンです。
実際に私も日帰りで行ったこともありますし、1泊2日でじっくり楽しんだこともありますが、それぞれに良さがありますよ。
目的別の必要日数を表にまとめてみました。
必要日数 | おすすめの目的 | 観光のポイント |
---|---|---|
日帰り | 温泉、食べ歩き 主要スポット巡り |
駅周辺の商店街 温泉(日帰り入浴) 来宮神社など 徒歩圏内で巡れる |
1泊2日 | 温泉旅館を満喫 リラックス 観光スポット巡り |
温泉滞在をメイン MOA美術館 熱海城、初島など 少し足を延ばせる 最も一般的 |
2泊3日 | 熱海市全体を満喫 リゾート 自然体験 |
初島やACAO FOREST 市外のスポットも含め 自然・歴史・リゾート 多様なテーマで じっくり滞在 |
個人的には、温泉旅館でゆっくりしたいなら1泊2日がおすすめ。
日帰りだと慌ただしくなりがちですし、2泊3日だと少し持て余してしまうかもしれません。
ただし、初島まで足を延ばすなら2泊3日も十分ありですね。
衰退した理由は?
熱海が一時「寂れた温泉街」と呼ばれるまでに衰退した理由は、複数の要因が重なっています。
前述の「つまらない理由」とも重なりますが、ここではもう少し深掘りしてみましょう。
バブル崩壊と団体旅行の衰退
最も大きな打撃となったのが、バブル崩壊後の企業の経費削減。
高度経済成長期に主力だった社員旅行や慰安旅行といった団体需要が激減し、多くの企業の保養所が閉鎖されたことが決定的でした。
熱海は団体客をメインとしたビジネスモデルで栄えていたため、この需要の消失は致命的だったんです。
2011年には観光客数がピーク時の半分以下まで落ち込んでいます。
旅行スタイルの変化への対応の遅れ
次に問題だったのが、旅行の主流が団体から個人旅行へと移行する中で、熱海の観光システムや宿泊施設が旧態依然としたままだったこと。
個人客の多様なニーズに対応できない画一的なサービスが、満足度を満たせなくなっていました。
- 団体客向けの大型宴会場ばかりで個人向けの空間が少ない
- 画一的な食事メニュー
- 個人旅行者が求める「自由度」への対応不足
時代の変化についていけなかったんですね。
構造的な問題
さらに深刻だったのが、観光産業への過度な依存による構造的な問題。
街の高齢化と空き店舗の増加が進み、「活気がない」「残念な街」という印象を深めてしまいました。
高齢化率は全国平均を大きく上回り、一時は空き家率が全国の市の中で最も高い水準に達するなど、深刻な状況だったんです。
人気は回復している?
はい、人気はV字回復を遂げています!
これは本当に驚くべき変化なんですよ。
2011年にはピーク時の半分以下(約246万人)まで落ち込んだ観光客数が、2018年には300万人台を回復し、近年は若者やインバウンドで賑わいを取り戻しているんです。
世界的な自粛により一時激減しましたが、その後は再び回復傾向にあります。
2024年の宿泊者数は約300万人以上と2019年前後の水準を上回っているというデータもあるんです。
回復の要因をまとめると……
- 東京から新幹線で約40分というアクセスの良さの再評価
- 古い旅館を改装したおしゃれなカフェやゲストハウスの増加
- 若者向けのコンテンツ(リブランディング)が増加
- 「映える」街としてSNSで拡散
- 熱海海上花火大会など、イベント性の高いコンテンツの強化
私が最近訪れたときも、若いカップルや女子旅のグループをたくさん見かけました。
ただし、人気の再燃に伴い、週末や連休の宿泊施設の価格が高騰しているのも事実。
「価格の割にサービスが追いついていない」という不満や、夜間の飲食店の少なさといった課題も依然として残っています。
完全に問題が解決したわけではありませんが、確実に良い方向に向かっているのは間違いありません。
いつ行くのがおすすめ?
熱海は一年中楽しめる場所ですが、季節ごとに違った魅力があります。
個人的には、目的に応じて時期を選ぶのがおすすめですよ。
特に春(梅・桜)、秋(紅葉・祭り)、冬(温泉が快適)が人気ですが、夏は海水浴や花火大会が楽しめます。
季節別のおすすめポイントを表にまとめてみました。
時期 | おすすめの理由 | 楽しめるイベント・花 |
---|---|---|
春 (3月〜5月) |
気候が穏やか。 花が美しい。 混雑も少なめ |
熱海梅園の梅まつり (1月〜3月) あたみ桜 (1月下旬〜2月上旬) |
夏 (7月〜8月) |
海水浴と 花火大会で 最も賑わう |
熱海サンビーチでの 海水浴 熱海海上花火大会 (ダイナミックな 音響効果) |
秋 (9月〜11月) |
気候が穏やか。 散策に最適。 旬の食材が豊富 |
熱海梅園の紅葉 (11月下旬〜 12月中旬) 秋の花火大会 |
冬 (12月〜2月) |
温泉に最適。 空気が澄んで 花火や夜景が 鮮明に見える |
冬の海上花火大会 熱海梅園の梅まつり (1月〜3月) あたみ桜 (1月下旬〜2月上旬) |
価格面では6月が比較的空いていて安価という情報もあります。
梅雨時期ですが、温泉メインならむしろ静かに楽しめていいかもしれませんね。
私が個人的におすすめするのは秋。
気候も良く、海産物も美味しい時期で、混雑も夏ほどではありません。
楽しめない人はどんな人?
正直に言うと、熱海はすべての人に合う観光地ではありません。
特に刺激や派手さ、大規模な娯楽を求める人には物足りないと感じられる可能性が高いんです。
熱海で楽しめない可能性が高い人のタイプをまとめてみました。
- 大規模なアミューズメント施設を求める人: 富士急ハイランドやディズニーリゾートのようなテーマパーク型の観光施設を期待している人には不向き
- 夜の賑わいを重視する人: 郊外の大型温泉街のように、夜遅くまで営業している飲食店やバーが多数あることを期待する人(熱海は夜18時以降に閉まる店が多い)
- 移動や散策を好まない人: 駅周辺から主要スポットへの移動にバスやタクシーが必要な場合があるため、徒歩のみでの観光にこだわる人
- 「昭和レトロ」な雰囲気をネガティブに捉える人: 昔ながらの温泉街の雰囲気や、老朽化が見られる施設を好まない人
- 坂道や階段が苦手な人: 熱海は坂道が多い地形なので、体力に自信がない人や足腰に不安がある人は移動が大変
- 混雑が苦手な人: 特に週末や連休、花火大会の日は非常に混雑するため、人混みを避けたい人には不向き
私の友人で「つまらなかった」と言っていた人は、まさに「夜遊びしたかった」タイプでした。
温泉や文化施設には興味がなく、バーやクラブで盛り上がりたいタイプだったので、熱海は合わなかったんですね。
旅行して満足する人はどんな人?
逆に、熱海で満足できる人のタイプも明確です。
温泉とリラックスを重視する人、歴史・文化・芸術に関心がある人なら、熱海の魅力を十分に享受できるはずです。
熱海旅行で満足しやすい人のタイプをまとめてみました。
- 温泉とリラックスを重視する人: 豊かな湯量を誇る温泉でゆったり過ごすことを目的とする人。日頃の疲れを癒したい人には最高の環境
- 歴史・文化・芸術に関心がある人: MOA美術館や起雲閣などの文化的スポットを楽しめる人。質の高い美術品や歴史的建造物に触れられる
- グルメと食べ歩きを楽しめる人: 駅前商店街の食べ歩きや、新鮮な海産物(金目鯛など)を目的とする人。温泉まんじゅうやプリンなどのスイーツ巡りも楽しい
- 都市近郊で手軽なリゾート感を求める人: 東京圏からのアクセスの良さを活かして、日帰りや1泊2日で海や温泉を楽しみたい人。週末の小旅行に最適
- 「映え」やレトロモダンな雰囲気を楽しめる人: 近年増えているおしゃれなカフェや、リブランディングされたレトロな街並みを写真に収めるのが好きな人。SNS映えするスポットが多数
- 自然景観や海が好きな人: 熱海サンビーチや初島など、海を楽しめるスポットが豊富。マリンアクティビティにも挑戦できる
- 静かにゆったりリフレッシュしたい人: 喧騒から離れて心身をリセットしたい人。リトリート型の旅行を求める人
- 花火や季節のイベントを楽しみたい人: 年間約20回開催される熱海海上花火大会は圧巻。季節ごとの花(梅・桜・紅葉)も魅力
私自身、最初は「温泉だけでしょ?」と思っていましたが、実際に行ってみると文化施設の充実度に驚きました。
MOA美術館は特に素晴らしくて、美術品だけでなく建築や眺望も楽しめるんです。
また、来宮神社の大楠を見たときは、その迫力に圧倒されましたね。
パワースポットとして人気なのも納得でした。
熱海は「何を求めるか」で満足度が大きく変わる観光地だと思います。
温泉でゆっくり、美味しいものを食べて、少し散策して、また温泉に入る……そんな「のんびり旅」が好きな人には本当におすすめですよ。
熱海がつまらないのまとめ
ここまで熱海が「つまらない」と言われる理由から、実際の観光スポット、楽しみ方まで詳しく見てきました。
最後に、この記事の要点をおさらいしましょう。
- 熱海が「つまらない」と言われるのは、夜の閑散さ、宿泊施設の老朽化、日帰り観光客中心の構造、昭和的な雰囲気、バブル崩壊後の衰退が主な理由
- 実際には15〜20箇所以上の定番観光スポットがあり、やることがないわけではない
- 観光には日帰りでも可能だが、1泊2日が最もおすすめ
- バブル崩壊後に衰退したが、近年は若者向けのリブランディングにより人気が回復している
- 2024年の宿泊者数は約300万人以上と自粛時期の水準を上回る
- 春・秋・冬が特におすすめの時期で、夏は海水浴や花火大会が楽しめる
- 刺激や派手さを求める人、夜の賑わいを重視する人には物足りない可能性がある
- 温泉とリラックス、歴史・文化、グルメを楽しめる人なら満足度が高い
結局のところ、熱海は「つまらない」観光地ではありません。
ただ、求めるものによって満足度が大きく変わる場所なんです。
テーマパークのような派手さや、夜遅くまで遊べる賑やかさを期待すると肩透かしを食らうかもしれません。
でも、温泉でゆっくり癒されたい、美味しいものを食べたい、少し文化的な体験もしたい、そんな「大人の小旅行」を求めているなら、熱海は本当に素晴らしい選択肢です。
私自身、最初は半信半疑でしたが、今では年に何度か訪れるお気に入りの場所になっています。
あなたも自分の旅行スタイルに合わせて、熱海を楽しんでみてください。
きっと新しい発見があるはずですよ。
■参照サイト:【公式】熱海市の観光サイト あたみニュース
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