箱根がつまらないと言われる3つの理由！リピーターの不満点

箱根はつまらないって、ときどき耳にしませんか？

私も何度か箱根を訪れたことがあるんですが、正直なところ「期待したほどじゃなかった」と感じた経験があります。

首都圏から近くて有名な温泉地だけに、アクセスも良いし楽しめるだろうと思って行ったのに、なんだかモヤモヤした気持ちで帰ってきちゃったんですよね。

まず最初に要点だけをまとめると……

箱根がつまらないと言われる理由は「混雑」「移動の複雑さ」「期待とのギャップ」の3つ
隠れスポットや大人向けの楽しみ方を知れば満足度は大きく変わる
温泉以外にも美術館巡りや自然散策など多彩な楽しみ方がある
混雑を避けるには平日の早朝訪問がベスト

「箱根って有名だから行ってみたいけど、飽きたって声も聞くし…」って悩んでませんか。でもご安心を。

この記事では、箱根がつまらないと言われる本当の理由と、それを解決する具体的な楽しみ方をたっぷりご紹介していきますよ。

私自身も最初は「なんだかなぁ」って思ってたんですが、穴場スポットや効率的な回り方を知ってからは、箱根の魅力を再発見できたんです。

それじゃあ、具体的に見ていきましょう。

箱根がつまらないと言われる3つの理由
箱根はつまらない？に関するQ＆A

箱根がつまらないと言われる3つの理由

箱根がつまらないと感じる人が多いのには、大きく分けて3つの理由があります。

それぞれの理由を知っておけば、事前に対策を立てられますし、がっかりする確率もグッと下がりますよ。

慢性的な混雑と待ち時間の長さ
移動に時間がかかり、複雑で効率が悪い
期待と異なる体験や施設の陳腐化

これらの理由について、私の経験も交えながら詳しく解説していきますね。

慢性的な混雑と待ち時間の長さ

箱根って首都圏からアクセスが良すぎるんですよね。

それが逆に仇となって、週末や連休にはものすごい人が押し寄せてくるんです。

私が以前、ゴールデンウィークに行ったときなんて、箱根登山電車に乗るまでに1時間近く待たされました。

人気の観光スポットを結ぶ箱根登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船といった乗り物で、乗車までに長時間待たされることがあります。

移動自体がストレスになっちゃって、せっかくの旅行なのに疲れ果てちゃうんですよ。

大涌谷や箱根小涌園ユネッサンなどの主要施設も、混雑のせいで本来の魅力を十分に楽しめないことが多いです。

口コミを見ても「以前よりも全然つまらない」「混雑でプールの場所が分かりにくい」「施設が中途半端に感じる」といった意見が目立ちますね。

観光に来たのに人混みに揉まれるだけって、本当にもったいない。

移動に時間がかかり、複雑で効率が悪い

箱根は山岳地帯だから、観光ルートが本当に複雑なんです。

各スポット間の移動に時間がかかるし、何度も乗り物を乗り換えなきゃいけないのが面倒くさい。

「箱根ゴールデンルート」って有名な周遊コースがあるんですけど、慣れていない観光客にとってはルートの把握や乗り換えが煩雑に感じられるんですよね。

私も最初は地図とにらめっこしながら「次はどこに行けばいいんだ？」って混乱しました。

マイカーやバスでの移動も、特に週末の道路渋滞に巻き込まれやすくて、計画通りに観光が進まないことが多いです。

渋滞で時間を無駄にしてしまうと、時間に対する満足度が大きく低下してしまいます。

せっかくの旅行なのに、車の中で過ごす時間が長いなんて悲しすぎますよね。

期待と異なる体験や施設の陳腐化

箱根ってブランドイメージが強いから、みんな期待値が高くなっちゃうんですよ。

でも実際に行ってみると「あれ、こんなもん？」ってがっかりすることがあるんです。

一部のレジャー施設では「幼児向けなのか大人向けなのか中途半端」といった、コンセプトやターゲット層が不明確であることへの不満が見られます。

たとえば箱根小涌園ユネッサンは、温泉アミューズメントパークとして有名ですけど、実際に行ってみると「どの年齢層を狙ってるの？」って感じることがあるんですよね。

大涌谷のような活火山地帯は迫力がありますが、特定の景観や施設に魅力を感じない人にとっては「見るところが少ない」と感じられることも。

雄大な自然が少ないという意見もあって、長野県や他の地方観光地ほどの絶景や自然体験が得られないと感じる人もいます。

「何を目的に行く場所なのか分からない」「特色が薄い」という声も、実は結構あるんですよね。

箱根はつまらない？に関するQ＆A

箱根の関所

箱根がつまらないと感じている人からよく寄せられる質問に、一つずつ答えていきます。

実はちょっとした工夫や情報を知っているだけで、箱根の楽しみ方は大きく変わるんですよ。

「飽きた」というリピーターでも知らない隠れスポットはある？
「大人の遊び」にお勧めのスポットは？
温泉に入らない楽しみ方もある？
アクセスが悪いってホント？
何時に行くべき？
箱根観光で注意したいことは？
観光客が激減している？
楽しめない人はどんな人？
一度は行くべき人はどんな人？

私自身の経験も踏まえながら、リアルな情報をお伝えしていきますね。

「飽きた」というリピーターでも知らない隠れスポットはある？

はい、リピーターでもまだ知らないような穴場スポットは実はたくさんあるんです。

私も何度か箱根に行ってから「こんな場所があったのか！」って驚いた経験があります。

静寂や歴史を楽しめる隠れスポットは多数存在していて、混雑を避けながらゆったり過ごせる場所なんですよ。

有名な観光地ばかり回っていると、どうしても人混みに疲れちゃいますからね。

スポット	特徴
千条（ちすじ）の滝	小涌谷の奥地にある幅20mの横長で優美な滝。糸のように流れる様子が美しい。静かなハイキングコースの分岐点。初夏にはホタル観賞も可能。
箱根関所	徳川幕府が設置した関所を完全復元。国指定の史跡。芦ノ湖を見渡せる穴場の展望広場あり。
黒岳	ハイキングコースとして人気。芦ノ湖や静岡の街並みが一望できる。開放的な景色が広がる。人が少なくのんびり過ごせる。
仙石原いこいの家	仙石原にある温浴施設。気軽に立ち寄れる。仙石原公園いこいの森で散策も楽しめる。

千条（ちすじ）の滝なんて、本当に静かで癒されますよ。

観光客がほとんどいないから、自然の音だけが聞こえてきて、都会の喧騒を忘れられるんです。

箱根関所も、ただの史跡だと思って素通りしちゃう人が多いんですけど、実際に行ってみると江戸時代にタイムスリップしたような感覚になれます。

展望広場からの芦ノ湖の眺めも最高ですよ。

黒岳のハイキングコースは、ちょっと体力が必要ですけど、登り切った後の達成感と絶景は格別。

有名な観光スポットとは違って、ゆったりとした時間が流れているのが魅力ですね。

「大人の遊び」にお勧めのスポットは？

箱根の「大人の遊び」は、美術館巡り、リラックスできる景観、歴史的な雰囲気を楽しむことに集約されます。

私も40代になってから、こういう大人の楽しみ方の良さがわかるようになりました。

静かに自然や芸術を味わいたい大人向けのスポットが、箱根には本当に充実しているんです。

若い頃はアクティブなレジャー施設ばかり行ってましたけど、今は美術館でゆっくり過ごす時間のほうが贅沢に感じますね。

美術館・芸術鑑賞

箱根は美術館の宝庫なんですよ。

施設名	特徴
彫刻の森美術館	日本初の野外美術館。自然の中でアート作品を鑑賞できる。ピカソコレクションも充実。
ポーラ美術館	国立公園の自然林に囲まれている。遊歩道で彫刻作品を巡れる。印象派コレクションが豊富。
箱根ガラスの森美術館	ヴェネチアン・グラスを展示。庭園も美しい。カフェでゆっくり過ごせる。
その他	岡田美術館、箱根美術館、成川美術館など。質の高い美術館が点在。

彫刻の森美術館は、雨の日でも楽しめるのが良いところ。

室内展示もあるから、天候に左右されずに芸術に浸れるんです。

ポーラ美術館は建物自体が芸術作品みたいで、展示を見る前からワクワクしちゃいます。

非日常的な移動と景観

移動自体を楽しむっていう発想も、大人の旅行ならではですよね。

箱根海賊船の特別船室なんて、まさに非日常。

芦ノ湖の雄大な景観を、豪華な船内で贅沢に楽しめるんです。

富士屋ホテルは、クラシックホテルの雰囲気を楽しみながら、セピア通りの老舗グルメを巡る散策ができます。

歴史を感じながらの食べ歩きって、大人にはたまらない楽しみ方。

歴史・パワースポット

箱根神社や九頭龍神社は、湖畔のパワースポットとして人気です。

早朝に訪れると、観光客も少なくて神秘的な雰囲気を存分に味わえますよ。

私も早朝の箱根神社に行ったことがあるんですけど、朝霧に包まれた湖と鳥居の景色は本当に幻想的でした。

温泉に入らない楽しみ方もある？

温泉に入らなくても、箱根には楽しめる要素が本当に豊富にあるんです。

むしろ温泉以外の楽しみ方を知らないと、箱根の魅力を半分も味わえてないかもしれません。

体験型アート、工芸、博物館、水族館など、温泉とは全く別のアプローチで箱根を楽しめる施設がたくさんあります。

私の友人で温泉が苦手な人がいるんですけど、その人も箱根を十分楽しんでましたよ。

体験型アート・工芸

施設名	体験内容
ガラスアート体験工房	箱根湯本などにある。フュージングでオリジナル小物を作成。旅の記念品が自分で作れる。
箱根クラフトハウス	強羅公園内に位置。陶芸やポタリーペインティング体験。初心者でも気軽に参加できる。

ガラスアート体験は、自分で作った作品を持ち帰れるのが良いですよね。

お土産を買うより、ずっと思い出に残ります。

博物館・水族館

箱根園水族館は、日本一標高の高い場所にある海水水族館なんです。

山の上に海水魚がいるって、なんだか不思議な感じがしますよね。

神奈川県立生命の星・地球博物館では、地球や生命の歴史を学べます。

恐竜の化石とか、子どもだけじゃなくて大人も楽しめる展示が充実してるんですよ。

全天候型レジャー

箱根小涌園ユネッサンは、水着で楽しめる温泉アミューズメントパーク。

コーヒー風呂など、変わり種のお風呂がたくさんあって面白いです。

厳密には温泉施設なんですけど、プールみたいに遊べるから「温泉に浸かる」っていうのとはちょっと違う楽しみ方ができますね。

アクセスが悪いってホント？

「アクセスが悪い」っていう表現は、実は正確じゃないんですよね。

正しくは「エリア内の移動手段が複雑で、混雑時は渋滞が発生しやすい」っていう意味合いが強いです。

箱根へのアクセス自体は首都圏から非常に良好ですが、箱根内の移動に関しては計画性が必要になります。

私も最初は「アクセスが悪い」って聞いて、行くのをためらったんですけど、実際には都内から2時間程度で着くんですよ。

移動手段	メリット	デメリット
公共交通機関	箱根フリーパスで周遊に便利。乗り物自体を楽しめる。登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船など多様。	混雑時は待ち時間が発生。移動に時間がかかる。乗り換えが複雑。
車（マイカー）	プライベート空間で移動できる。荷物が多い場合や小さい子ども連れに便利。自分のペースで観光できる。	渋滞が非常に発生しやすい。山道のため運転技量が必要。駐車場が満車になりやすい。

公共交通機関を使う場合は、箱根フリーパスが本当に便利。

乗り放題だから、気になった場所に気軽に立ち寄れるんです。

ただし混雑時は、ロープウェイで1時間待ちとかもあり得るので要注意。

車で行く場合は、特に大涌谷や箱根神社周辺の渋滞がヤバいです。

私も一度、大涌谷に車で行こうとして2時間近く渋滞にハマったことがあります。あれは本当に疲れましたね……。

何時に行くべき？

混雑を避けて効率的に観光を楽しむためには、朝早い時間が最もおすすめです。

これは私が何度も箱根に行って学んだ、最も重要な教訓かもしれません。

朝6時から9時の間に主要スポットに到着すれば、人が少ない中で写真撮影も楽しめますし、駐車場も確保しやすいんです。

早起きはちょっとつらいですけど、その価値は絶対にありますよ。

朝の時間帯が狙い目

箱根神社の平和の鳥居前なんて、人気スポットだから昼間は人でいっぱいなんです。

でも早朝なら、ほとんど人がいない状態で写真が撮れます。

インスタ映えする写真を撮りたいなら、早朝一択。

大涌谷へ車で行く場合は、駐車場が満車になる前の朝イチ、つまり9時前に到着するのが鉄則です。

9時を過ぎると、もう駐車場に入るまでに長時間待つことになっちゃいます。

逆回りルートの活用

人気スポットを最初に訪れる観光客で混雑する「ゴールデンルート」を、あえて逆回りするのも賢い方法。

通常は最後の方に回るスポットを先に訪れることで、比較的ゆったりと観光できるんです。

みんなが同じルートで回るから混雑するわけで、逆を行けば混雑を避けられるってわけですね。

私もこの方法を試してから、箱根観光が格段に快適になりました。

箱根観光で注意したいことは？

箱根観光で注意すべきポイントは、いくつかあります。

事前に知っておくだけで、トラブルを避けられますよ。

特に火山ガス、気候、交通機関の運行状況、渋滞については、しっかり把握してから行くべきです。

私も最初は何も知らずに行って、ちょっと困った経験があります。

大涌谷

大涌谷周辺は今なお火山活動が続いていて、火山性ガスが発生しているんです。

駐車場も混みますので訪問前に必ず公式サイトを確認してください。

屋外なので天候が怪しいときは、無理せず別のスポットを選んだほうがいいでしょう。

気候と服装

箱根は場所によって標高が大きく異なるんですよね。

芦ノ湖や仙石原など標高の高いエリアは気温が低くて、夏でも肌寒く感じたり、冬は雪が降ったりします。

私も夏に行ったときに「暑いだろう」と思って薄着で行ったら、芦ノ湖周辺で震えた経験があります。

季節や訪問エリアに応じた防寒対策、特に羽織るものを持っていくのは必須ですよ。

交通機関の運行状況

強風や悪天候の場合、箱根ロープウェイや海賊船が運休・運転見合わせとなることがあります。

当日の運行状況は、出発前に必ず確認してください。

せっかく行ったのに乗れないってことになったら、がっかりですからね。

渋滞と遅延

週末や連休は、バスが道路渋滞の影響で遅れることが本当に多いです。

公共交通機関を利用する場合も、時間に余裕を持って行動する必要があります。

「このバスに乗れば次の場所に〇時に着く」っていう計画は、ほぼ当てにならないと思ったほうが良いですよ。

観光客が激減している？

いいえ、観光客は激減していません。

一時的に激減した時期はありましたが、現在は回復傾向にあるんです。

令和6年の入込客数は、平成30年以来6年ぶりに2,000万人を超えて回復しています。

「箱根はもう終わった」みたいな噂を聞くこともありますけど、実際にはそんなことないんですよ。

現在の状況

今は、インバウンド需要が引き続き好調なんです。

訪日外国人観光客が箱根をたくさん訪れていますし、国内旅行のニーズも安定しています。

私も最近箱根に行ったときに、外国人観光客の多さに驚きました。

英語や中国語、韓国語が飛び交っていて、国際的な観光地なんだなって実感しましたね。

楽しめない人はどんな人？

箱根を楽しめない可能性が高いのは、以下のようなタイプの人です。

自分が当てはまるかどうか、チェックしてみてください。

夜遅くまで賑わう飲食店での遊びを期待する人：箱根は温泉地なので、夜は静かです。夜の繁華街でワイワイ遊びたいという人には物足りないでしょう。
短期間で多くのスポットを回ることを求める人：箱根は移動に時間がかかるので、1日で何十ヶ所も回るような観光スタイルには向いていません。

私も最初は「1日でたくさん回ろう」と思って計画を立てたんですけど、実際には移動だけで疲れちゃって、結局3〜4ヶ所しか回れませんでした。

箱根は「ゆったり」「のんびり」が基本なので、せかせか観光したい人には合わないかもしれませんね。

一度は行くべき人はどんな人？

逆に、箱根に一度は行くべき人はこんなタイプです。

温泉、美術、歴史、絶景を一度の旅行で楽しみたい人：箱根はこれら全てが揃っている、非常に贅沢な観光地です。一つの場所でこれだけ多様な体験ができるのは珍しいですよ。
多様な芸術作品や自然の絶景に触れたい人：美術館が本当に充実しているので、アート好きにはたまりません。自然の景観も素晴らしいです。
首都圏から短期間で本格的な旅行を楽しみたい人：1泊2日でも十分に楽しめるのが箱根の魅力。長期休暇が取れなくても、週末にサクッと行けます。
家族や友人、カップルで様々な乗り物での周遊を楽しみたい人：ロープウェイ、海賊船、登山電車など、移動自体が観光になります。子どもも大人も楽しめますよ。
都会の喧騒を離れてゆったり過ごしたい人：温泉に浸かって、自然を眺めて、美味しいものを食べて…そんなリラックスした時間が過ごせます。
歴史や文化が好きな人：箱根関所や箱根神社など、歴史的なスポットも充実しています。江戸時代の雰囲気を感じられる場所が多いんです。
温泉療養や自然の癒しを求める人：やっぱり箱根といえば温泉。心身ともにリフレッシュしたい人には最適な場所です。